オォと思わせる番組がない。
レッドカーペットをはじめに見たときには、少しだけオォ、と思ったな。
2chでひろったネタ。
【横澤彪のチャンネルGメン69】お笑い若手 「こんなヤツらTVに出していいのか」
2008年07月08日16時38分
日テレのモクスペ「お笑いの祭典 ゴールドステージ」。堺正章や山田優が司会。お笑い芸人が1、3、5分に分かれたそれぞれの持ち時間でネタに取り組んだ。アンジャッシュやおぎやはぎ、バナナマンら多数が参加していた。知らない若手も結構いた。いろいろやってたけど、結局分かったのは、5分演じるというのは、1分や3分とは違っていかに大変か、ということだ。本来はその5分をきちっとできないといけないのだが。1分の枠に出てた芸人の中には、「こんなヤツらテレビに出していいのか」というレベルの者もいた。はっきり言ってつまんなかった。
【横澤彪のチャンネルGメン69】お笑い若手 「こんなヤツらTVに出していいのか」
横澤彪といえば、「ひょうきん族」のエライ人。
「THE MANZAI」からの漫才ブームを作った立役者だが、あのころから、芸人がテレビできっちりネタをやる機会が減ったように思う。
ひとつの時代を作った者として評価される人なのかもしれないが、この時代が今の軟弱なバラエティ番組の基礎を作ってしまったんじゃないかなぁ、とも思う。
少なくとも、関東圏では心の底からオォと思わせるお笑い番組、演芸番組は無くなってしまった。
そんな中、思い出される番組。「ざこば・鶴瓶らくごのご」。Wikipediaより。
ざこば・鶴瓶らくごのご(ざこば・つるべ - )は1992年4月2日〜1998年6月25日まで、朝日放送で放送されていた即興落語(三題噺)と、その日のゲストとのトークで構成されていたテレビ番組である。途中から、全国ネットに昇格もした。
三題噺(さんだいばなし。三題話、三題咄とも)とは、落語の形態の一つで、寄席で演じる際に観客に適当な言葉・題目を出させ、そうして出された題目3つを折り込んで即興で演じる落語である。
(中略)
三題噺を元にした演目の代表作としては『芝浜』が挙げられる。三遊亭圓朝がある時の寄席で挙げられた題目が「酔漢」「財布」「芝浜」の3つで、これを題目として演じたのが『芝浜』の原形といわれている。
あの古典の名作と言われる「芝浜」が三題噺からできたとは知らなかった。
この番組では、三題噺のお題を集めるところ、お題が集まるにつれて考え始める演者の挙動、そして演じ終わるまでの、その過程を余すことなく、ヘタにいじくり回すことなく伝えていたので、なんというか、ライブ感とでも言うのか、テレビを見ているこちらもその会場の雰囲気に引き込まれるような、そんな面白さがあった。
今のテレビには、あれくらいの番組を作ってみようという度量や技術が果たしてあるだろうか。
そしてそれだけの噺家、もちろん、ざこば師匠、鶴瓶師匠ともに現役バリバリなのだが、それ以外に今後あれだけの番組を作れる噺家がでてくるだろうか。
もう一度、「ざこば・鶴瓶らくごのご」を観てみたいが、それ以外の面子での「らくごのご」もぜひ観たい。
以下は記事。
【横澤彪のチャンネルGメン69】お笑い若手 「こんなヤツらTVに出していいのか」
2008年07月08日16時38分
日テレのモクスペ「お笑いの祭典 ゴールドステージ」。堺正章や山田優が司会。お笑い芸人が1、3、5分に分かれたそれぞれの持ち時間でネタに取り組んだ。アンジャッシュやおぎやはぎ、バナナマンら多数が参加していた。知らない若手も結構いた。いろいろやってたけど、結局分かったのは、5分演じるというのは、1分や3分とは違っていかに大変か、ということだ。本来はその5分をきちっとできないといけないのだが。1分の枠に出てた芸人の中には、「こんなヤツらテレビに出していいのか」というレベルの者もいた。はっきり言ってつまんなかった。
ゲストも多くて伊東四朗や眞鍋かをり、井上和香などなど。ワーワーとうるさかった。ゲストがいると華やかだ、いうつもりなのかもしれないが、「審査」をしてるような「審査」になってないような、彼らの存在意義がよく分からない。
番組は、持ち時間を分けて「工夫」したつもりかもしれない。しかし、「レッドカーペット」のようなスピード感はないし、さりとてじっくり見せるものにもなっていなかった。中途半端な出来だった。NHKの爆笑オンエアバトルが出てきてから、お笑い番組はあまり進化してないな、と改めて思った。
とはいえ、スタジオにきている若い女性たちにはとてもうけていた。笑いのツボが違うといえば、違うのだろうが、こんなネタでよくあんなに笑えるな、と感心した。
芸人を 知らない私が 古いのか