看護師とはなんぞや。

 今日も当直(という名の夜勤)中。いつもお邪魔している、「勤務医 開業つれづれ日記」で、ちょっと気になる記事がありましたんで、取り上げてみましょうか。

南野元法相吼える 「それほど頻回に内診がいるのか」「男子不要」 医学会総会
http://ameblo.jp/med/entry-10030313306.html

 よくもまあこんな人が看護師の代表として君臨しているのかと言う内容です。“出産の場に男子不要”との認識でもあるようですし、私としては、このような方々が政治の中心にいるのならきっと医療崩壊の後押しをしてくれるだろうと期待をしています。この方のような、現状認識に乏しい人間が政治の中枢にいる以上、医療崩壊は進む一方でしょうし、看護師の権利意識は拡大していく一方でしょう。
 大学病院であれば、たとえば、医師がどうしても手を放せないようなとき、脱水の患者が急患できたとしましょう。そこで医師が、「○○(輸液)でラインとっといて!」とつたえたとしても、そんな患者を目の前にして、「何かあったら大変なのでできませーん」と言い放ってしまうような看護師になるでしょう。「それは医師の仕事だから」といって、いろんな仕事から逃げまくるでしょう。ああいやだいやだ。
 実はね、3月に大学の医局で歓送迎会が予定されていたんだけども、病棟看護師のほとんどが参加しないことがわかったんで、中止になったんですよ。なぜ参加しないって?知りませんよ、そんなこと。噂によれば、「医局主催だから、病棟は関係ないかと思ってた」なんて言っている人もいるとか。病棟では歓送迎会はもう済んでいたらしいけど、医局のは出ないって。病棟看護師と医師の間に溝ができているんですよね、最近。もちろんこちらにも非はあるんでしょうけども、どこ主催だから、とか関係ないでしょ、この際。何言ってんだ、と思いましたとさ。
 最後は愚痴になってしまいました。ごめんなさい。