今後与党のニュースはすべてほのぼのニュースにカテゴライズされます(ウソ)。

 だって、次の選挙で与党惨敗は目に見えているのに、いじましいというか、みっともないというか…と言ったニュース。最も典型的な「僕やってます」ニュースです。2ch経由で知りました。東京新聞より。
逆風かわし必死の与党 社保庁視察し叱責 民主攻撃の第2弾ビラも
ウェブ魚拓

 視察団の団長を務めた茂木敏充副幹事長は、センターの職員に「統合されていない記録が、ほかにあるのかないのかはっきりしろ」と厳しい口調で質問を浴びせた。
 茂木氏らはセンター側の案内を無視して、倉庫などを抜き打ちで調査する熱の入れよう。電話相談を受けるコールセンターでは、電話が殺到しているのに、担当者が不在のブースを多数発見して、社保庁職員を叱責(しっせき)した。

 はいはい、パフォーマンスパフォーマンス。今怒るのなら、前から怒っとけ。
 マスコミ各社が集まる中、怒る茂木氏。影で自分で「絵的にどうよ?有権者の心に響くかなぁ」と言ってたりして。
 以下は記事。

逆風かわし必死の与党 社保庁視察し叱責 民主攻撃の第2弾ビラも
2007年6月13日 朝刊
 与党は七月に参院選を控えて、年金記録不備問題の逆風を少しでも和らげようと、躍起になっている。
 自民党年金問題緊急調査対応委員会検証チームは十二日、都内の社会保険業務センターなどを視察した。
 視察団の団長を務めた茂木敏充副幹事長は、センターの職員に「統合されていない記録が、ほかにあるのかないのかはっきりしろ」と厳しい口調で質問を浴びせた。
 茂木氏らはセンター側の案内を無視して、倉庫などを抜き打ちで調査する熱の入れよう。電話相談を受けるコールセンターでは、電話が殺到しているのに、担当者が不在のブースを多数発見して、社保庁職員を叱責(しっせき)した。
 茂木氏は視察終了後、記者団に「ずっと非効率な仕事をしてきたという思いを持った」と語ったが、社保庁に怒りの矛先を集中させるためのパフォーマンスという面もありそうだ。
 これに先立ち、自民、公明両党の幹事長を本部長とする与党の対策本部の初会合が、国会内で開かれた。自民党中川秀直幹事長は「与党の責任は国民のための具体的な目に見える解決策を示して実行することだ」と強調。政府と連携して、年金不信の解消に全力を挙げることで一致した。
 自民党は政府・与党の対応策をアピールするため、第二弾のビラを作製した。
 第一弾で不評だった菅直人民主党代表代行に対する批判は削除。その代わりに、政府・与党と民主党の対応を対比させて「完全支払いと抜本改革の与党か、支払い先延ばし・問題先送りの野党か」と、政府・与党の対応策への支持を訴えた。
 与党が年金問題の対策に乗り出したのは、あまりの逆風の強さに政府を後押しする必要を感じたためだ。野党の攻撃に対抗する理論武装を進めると同時に、社保庁の責任追及にも独自に取り組む。
 ただ、参院選までに、年金不信を解消する即効薬を見つけるのは至難の業だ。 (後藤孝好)