心に残る歌、「花と小父さん」。

 阿久悠さんのエントリーを読みなおして思い出したこと。
 私の好きな歌の中のひとつ。「花と小父さん」。
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 伊東きよ子さんのバージョンがヒットしたようですし、実際、聞いてみると、胸にグッと来るものがあります。しかし、私の思い出に残っているのは、植木等さんのバージョン。
 テレビ東京で放映されていた名番組、「タモリの音楽は世界だ!」。そこに植木さんが出演され、今はハリウッド女優となった、工藤夕貴さんと歌っていました。男女で歌うと余計にグッと来ます。
 CDを紛失したもので、お一人で歌っているか、あるいはどなたかと歌っているのか忘れましたが、スーダラ伝説にも収録されています。
 「花と小父さん」。タイトルだけ聞くと、何それ?と思うような曲ですが、浜口庫之助さん作詞・作曲のいい曲です。
 以下は歌詞。「ちょっとだけよ、クレージー!」の1ページ、「植木さんの歌とギャグは「愛」である。」より。

花と小父さん
 作詞・作曲 浜口庫之助


 ちいさな花に くちづけをしたら
 ちいさい声で僕に言ったよ
 小父さんあなたはやさしい人ね
 私を摘んで おうちにつれてって
 私はあなたのお部屋の中で
 一生懸命咲いて慰めてあげるわ
 どうせ短い私の生命
 小父さん見てて 終わるまで


 可愛い花を僕はつんで
 部屋の机に飾っておいた
 毎日僕は急いで家に
 帰って花とお話をした
 小さいままで 可愛いままで
 或る朝花は散っていたよ
 約束通り僕は見ていた
 花の生命の終わるまで 終わるまで