マスコミってのはどうもこういうところが好かん。

 アサからう〜ん?となるニュース…でもないただの出来事だな、こりゃ。

“時津風”取材クルー 力士に押し倒されけが
10/03 22:11
 日本相撲協会の理事らが時津風部屋で事情聴取を行った3日、部屋から出る理事らを取材していた報道陣が、部屋の力士に押し倒され、フジテレビの取材クルーの男性が後頭部を打ってしばらく動けなくなる事故が起きた。
 事故が起きたのは3日午後8時過ぎ。目撃情報らによると、聴取を終えた武蔵川(元横綱三重ノ海)と伊勢ノ海(元関脇藤ノ川)の両理事らが部屋のあるマンションの通用口から出ようとしたところ、報道陣が殺到。理事らが車に乗り込むスペースを空けようと、部屋の力士が報道陣を押し返した。
 この騒ぎで、フジテレビのクルーの男性が地面に倒れ、後頭部を打ち、救急車で搬送された。男性は軽傷だったが、しばらく動けなくなった。
 理事らを乗せた車は倒れる男性に気付かずに出発しようとしたが、「人が倒れているんだ」の叫び声で、急停止するなど、現場はごった返し騒然となった。

 取材というか、押しかけたんでしょ?そしたら押し返されたんでしょ?で、フラフラっと倒れちゃったんでしょ?
 まぁ、ちっとは頭を打ったかもしれないけど、結局軽症なんでしょ。関連写真には救急車も写っている。大騒ぎした手前、呼ばにゃカッコつかなくて呼んじゃったんだろうよ。
 そりゃヒトが押し合いへし合いすりゃ倒れることもあるだろうよ。マスコミがたくさんいるところで、ヒール側の力士に倒されれば、悪者を追いかける正義の味方が倒された、あぁ正義の味方、一大事ってなもんで、世間から注目されるだろうと、いやらしい考えが頭を駆け巡ったりして。じゃ、せっかく倒れたならば、オオゴトにしちまおうと、タダでは起きずにしばらく動かないでいたと、こういうわけに違いない。
 自分らがやったことで引き起こされた結果でしょ?なぜオオゴトにしようとするのかねぇ。
 こういうマスコミ、特にテレビの姿勢はどうも好かん。
追記)マスコミ側から視点でのブログも見てみる。
 「取材現場から」より「報道陣にまでとは…。現場の声はちょっと違うようです」から引用。

 が、実は親方が帰る数分前に、入り口前で待ち構える報道陣のところに、突然、5人くらいが出てきて、「どいて下さい」と穏やかにいいながら、殺気立ったようすで誰かれ構わずのどわや肘打ちを見舞うなどしたという。相手はプロだから加減もしたのだろうが、けがをした人は脚立に乗っていたのだという。

 倒れた取材クルーは脚立に乗っていたとのこと。それは大変でした。では、降りて取材してください。以上。
(2007年10月4日 8:39追記