邦題の難しさ。

 一応ディズニー映画だが、Pixarの映画として考えて欲しいこの映画。

レミーのおいしいレストラン [DVD]

レミーのおいしいレストラン [DVD]

 昨日嫁さんがDVDを借りてきたので家族で見た。
 公開当時から、子供向けの宣伝がたーくさん。ウチの息子の幼稚園でも子供向けのパンフレットが配られていた。しかし、ストーリーは子供にわかるような話じゃない。ある程度大人にならないとわからない話かも。
 邦題は「レミーのおいしいレストラン」。しかし、原題は「RATATOUILLE」。
 ラタトゥイユ(リンクはWikipedia)。フランス料理の名前だ。これがキモの料理になるのだが、邦題はあたりさわりのないタイトルになっている。
 邦題をつけるにあたって、担当者も悩んだのだろう。「ラタトゥイユ」じゃあまり一般的じゃないからね。「なにそれ?」って話になりかねない。
 昔の映画は優れた邦題が多かったと聞く。確かに、今はよくわからんカタカナが並んだタイトルが多く、聞いただけでどんな映画か想像がつきづらいものも多い。そんななかではこの「レミーのおいしいレストラン」、まだましなほうかもしれない。
(画像はApple - Trailers - Ratatouilleより。)