なんでそんなに地デジを見せたいのか。
無くても困らんでしょう。YOMIURI ONLINEより。
地デジチューナーを無償支給、生活保護の107万世帯対象
2011年7月の地上デジタル放送の完全実施に向け、国が生活保護世帯を対象に、デジタル放送を視聴するための専用チューナーを無償で支給することになった。また、全都道府県に相談窓口を設ける。23日に固まる情報通信審議会(総務相の諮問機関)の答申案に盛り込まれた。
地デジチューナーを無償支給、生活保護の107万世帯対象
完全実施に伴い、専用チューナーを接続しなければデジタルテレビ番組が視聴できなくなる。このため、チューナー購入が難しい生活保護世帯に対して09年度以降、簡易型チューナーを無償支給したり、アンテナを無償改修したりする。
最近の患者さんを見ていると、ほとんどの方が携帯電話を持っている。
つい最近手術した患者さん。生活保護対象だったのだが、携帯電話を持っており、しかも、ワンセグでデジタル放送を病室で見ていた。
地デジを見る方法としてはテレビばかりではない。
病室で携帯をいじっていいかという話は置いておくとして、そういう現実がある。
この地デジチューナー無償支給事業。ホントに生活保護世帯がのぞんでいるのか。アンケートでもとったのか。
対象世帯は06年度で約107万世帯あり、総務省は電機メーカーに対し、5000円程度の低価格チューナーの開発を要請している。
5000円×107万世帯=53億5000万円
チューナー支給分だけでも、決して安い事業ではない。これに加えて開発費もかかるだろう。
なぜにそんなに地デジを見せたがるのだろう。
以下は記事。
地デジチューナーを無償支給、生活保護の107万世帯対象
2011年7月の地上デジタル放送の完全実施に向け、国が生活保護世帯を対象に、デジタル放送を視聴するための専用チューナーを無償で支給することになった。また、全都道府県に相談窓口を設ける。23日に固まる情報通信審議会(総務相の諮問機関)の答申案に盛り込まれた。
完全実施に伴い、専用チューナーを接続しなければデジタルテレビ番組が視聴できなくなる。このため、チューナー購入が難しい生活保護世帯に対して09年度以降、簡易型チューナーを無償支給したり、アンテナを無償改修したりする。
対象世帯は06年度で約107万世帯あり、総務省は電機メーカーに対し、5000円程度の低価格チューナーの開発を要請している。
相談窓口の「テレビ受信者支援センター(仮称)」は、今年秋までに全国10か所程度が設置される予定だ。地方自治体や民生委員、ボランティアの協力を要請し、09年度初頭までに全都道府県に広げる。
センターは高齢者や障害者に対して受信説明会を開いたり、販売店や工事業者を紹介したりする。説明会に参加できない要介護者には戸別訪問で対応する。
また、共同アンテナを利用している施設などを対象に、デジタル化の実情を調べ、当事者間での費用負担の話し合いなどを急ぐよう促す。
対象は、全国のマンションなど約52万施設(約770万世帯)や、高層ビルなどの難視聴対策を共同アンテナで行っている地域(約5万施設、約650万世帯)などだ。
デジタル放送の中継局については10年末までに整備を完了させ、放送局の自力での整備が困難な中継局については国の支援措置を活用する。
(2008年6月22日03時02分 読売新聞)