“医師の貸しはがし”ってなにっ?て話。

 毎日新聞より。

佐野市民病院の経営問題:外来縮小、閉鎖も 31日から新規入院中止/栃木
◇新たな退職者
医師の退職が続き経営難が深刻化している佐野市民病院(門脇淳院長、258床)で、06年度末までにさらに新たな退職者が見込まれ、代替の医師が確保できなければ、07年度から入院中止や外来診療の縮小、閉鎖の可能性が出てきた。同市は22日、同市議会に現状を報告するとともに、病院内に(1)31日からの新規入院の中止(2)他病院の受診など外来相談窓口の設置−−などを告知する掲示を行い、患者らの理解を求めることにした。
同市によると、1月末の内科医2人の退職に加え、3月末で院長が定年退職を迎え、大学からの派遣期間が終わる内科系常勤医の後任の補充も決まっていないという。ほかにも処遇が不透明な派遣医がおり、4月からは医師不足の影響が入院だけでなく、外来にも及ぶことが予想される。
同病院の常勤医師は、97年には29人いたが、新研修制度に備えた大学側による、いわゆる「派遣医師の貸しはがし」などに伴い激減し、04年度には15人、昨年4月には11人に減った。今年度も昨年12月〜今年1月に内科医計3人が退職し、2月からは8人となり、診療体制の維持が難しくなっている。【太田穣】

 で、いわゆる「派遣医師の貸しはがし」ってなに?って聞いてみました。
 このURLから。MSN 毎日インタラクティブカスタマーサポートに教えてもらいました。
 だって、記事のURLからたどっていくと、MSN 毎日インタラクティブのご意見フォームにしかつながらないんだもん。
 とりあえず出したら、「うちでは答えられないから、毎日新聞に聞いてくれ」とたらい回しされ…あっ!今はやりのたらい回しだ!こりゃ問題だ!…ということはさておき、以下の内容でメール出してみました。
 あとは返事待ちです。返事来たら、もし来たら、大々的に広めます。以上。

 以前から医師不足については貴紙も含めて多くの報道がなされていますが、しばしば悪意を含んだような内容を見ることがあります。最近では、貴紙の誤った報道により奈良県南部の産科医療が崩壊に陥ったと、ネット上では大きな問題となっています。
 さて、URLにしめした記事に関してですが、診療態勢の縮小については、医局からも漏れ聞くところはありますが、そのことについては貴紙に伝えることは全くありません。
 問いたいことは、昨年もネット上で話題になっていました、
>いわゆる「派遣医師の貸しはがし
 この表現についてです。
 こういった表現を用いているのは、ネット上で検索したところ貴紙だけです。いったいどういった悪意を持って、このような表現を用いているのでしょうか。全国の大学医局は医師を「貸したり」「はがしたり」しているのでしょうか。
 ネット上では医療崩壊について毎日論じられていますが、マスコミではあまり語られることは無く、報じられても、本質をついて、正しく分析を行っているものは皆無です。ただ、いまだに貴紙も含めたマスコミからの情報は、市民に対しての影響が非常に大きいのが現状です。先日の「納豆ダイエット」騒ぎが良い例でしょう。
 その影響をわかっているはずの貴紙がなぜああいった表現を用いているのか、理由を教えてください。よろしくお願いします。