あしたより1人。

 あしたより、ある民間病院の泌尿器科へとうつります。以前も2年間お世話になっていたところ。当時も1人だったので、それなりにストレスがありましたが、医局の先生方は非常に気さくな方々が多く、なにより、コメディカルも含めてスタッフが非常によかった。看護師、事務方とも非常によく働いてくださった。大学病院のように、よけいな事務仕事を押し付けられることは無かった。「何かあったら医師のせい」、そんな押しつけがましさを感じることは無かった。
 しかしながら、泌尿器科に関する責任は、もちろん私にかかってくる。その責任の重さを感じつつ日々の仕事にあたらなくてはならない。大学病院のわずらわしさから開放されるうれしさ反面、皆に相談できない、正確に言えば、週に1回、大学病院でただ働き(外来)をやるので、相談する機会はあるのだが、もしなにかあったら、と言う不安が常につきまとう。でも、大学病院に勤めているだけで気がおかしくなりそうだったから、まだ数倍ましだわいと思いつつ、新しい職場に備えよう。
 引っ越しがまだ中途半端に残ってしまっている。でもちょっと風邪ひいているよう。どうしよう。