エンタの神様って。

 もともとはお笑い番組という位置づけじゃなかったでしょ。今はお笑いの代名詞のようになっているけど。おかげでお笑い、エンタの神様(以下エンタ)に関する日記を記すと、必ず変なところからトラックバックが来る。コメントを残すでもなく、私の日記の内容がそのブログに取り上げられるでもなく。マナーもくそもないんだな、と最近思う。
 ちょっとはずれたか。
 エンタは、お笑いの取っ掛かりとしてはいいかもしれない。しかし、あれだけでお笑いを知った気になっちゃったりしたら、それはでっかい間違いと思う。ですよ。とか、摩邪とか、アクセルホッパーとか、デッカチャンとか、つくらされた感じいっぱいの芸人さんが多過ぎ。キャラクターがまずありきで、ネタがまったくと言っていいほど面白くない。オリエンタルラジオもそう。笑いの金メダルも最近まともにネタをやらないね。エンタにでない芸人さん、たむらけんじとか、チュートリアルとかでるからときどき見るけど。
 どうしてテレビはマンネリを恐れるのか。どうしていじりたがるのか。芸人にしても、番組にしても。「男はつらいよ」「釣りバカ日誌」があれだけ長く続いたのは、永遠なるマンネリズムのおかげじゃないのか。吉本新喜劇だってマンネリでしょ。
 別にテレビがいじらなくてもいいようなことが多すぎる。クイズ!ヘキサゴンなんか、原形をとどめなくなっちゃったし。
 その点、爆笑レッドカーペット、前回見逃したから、非常に悔しいんだけども、あれは、最初から短時間でネタをやろうという姿勢で芸人さんが来ているから、少なくともエンタよりは濃い内容になっている。テレビ屋につくらされている感がない。さすがお笑いのフジテレビだな、と思わせてくれた。これで花王名人劇場を復活させてくれればなおよい。
 えー、では、次回はマンネリについて(うそ)。