医師の突然死。

 医師、特に勤務医ってのは、もともとが労働基準法ってヤツの規定を大きく逸脱して働いている、あるいは働かされているんだから、身体には当然無理が来ているわけだ。私のまわりで聞いただけでも、大学の同期の麻酔科医が1人心筋梗塞で、また以前働いていた病院の小児外科医が飲みに行った先で突然死している。自殺も、未遂も含めたら噂は結構耳に入ってる。
 そもそも今の勤務体制が異常なんだから、これを是正しない限り、突然死、自殺なんてのは無くならない。厚生労働省が意識を変えないと、今の医療は崩壊に突き進むのみ。改善なんてことは絶対に期待できない。小児科の中原先生の事例も、大阪の麻酔科先生の事例も、自分に充分起こりうることだけに、見過ごすことが出来ない。
 ところで、医療崩壊の先棒を担いでいる、大学病院から昨日、抜け出ることが出来た。戻る気は無い。まだ医局所属だけど。
 今年、機能評価がどうこういってたから、バージョンアップでもあるのかな。外部のものとして、前回と同じく、ニタニタしながら、バッカでぇ〜、と笑いながら、医療機能評価機構の間抜けさ加減を傍観するとしましょう。