政治家もオレと同じだな。

 最近医療行政を気にするようになってから、結構政治家なんていい加減なもんだと思い始めてきた。
 政治については素人だけれども、医療でなんとか食べさせてもらっている私がその医療の現場を見て、その目で政治のプロであるはずの議員がぶち上げた政策、特に選挙前に挙げられた政策を新聞で見聞きすると、こんなことできるんかと言うことが結構ある。
 きっと今までもこんな感じでやってきたんだろう。
 他の分野の政策も推して知るべしと言ったところ。できもしない政策をぶち上げて、選挙前に美辞麗句を並べ、選挙に通ったらその政策は骨抜きにして、あるいは骨抜きにされて、さあやりましたよ、というポーズをとるか、最悪実行しないんだろう。
 選挙前のこんな状況は、試験前の学生、もちろん私のような勉強のできない、こつこつやらないタイプの学生をみるようであるし、あるいは、病院機能評価直前の病院。会議が多くなったり、新しい看板が急に乱立したり、覚えもしない病院理念が掲げられたり。そんな醜態に似ている。
 政治がそんなんでいいのかな、とちょっと思ってみたりして。