週刊文春、もうやめた。

 m3.comの件ではつい買ってしまったけど、コンビニで見て、今回の記事の醜悪さには呆れ果てた。
 今秋発売の週刊文春では、グラビアページで、先日自ら命を絶った、故松岡氏が慶応病院に搬送される瞬間の写真を掲載している。
 人の死をなんだと思っているのか。その写真を掲載することになんの意味があるのか。インパクトだけでなんの意味もない。
 医師は、職業がら、人の死に直面することが多く、とかく慣れてしまいがちだが、どんな人にとっても、その人がその人生を閉じることは非常に大きなことで、私は尊敬の念をもって送るよう心がけている。つい先日も、死というものを軽く考えていた看護師に説教したばかりだ。
 マスコミは人の死をなんだと思っているのか。どんなに悪人であっても、その死を重く受け止めるべきだ。
 最近の記事には軟派なものが多かったが、週刊文春、もう見限るしかない。