けさのラジオから。天災対策と妊婦検診。

 最近医療絡みのニュースが多い気がするが、その多くは後日検証されることはないのだろうなぁ、とあきらめの気持ちで読む今日この頃。
 けさのラジオ。気象予報士森田正光氏のコーナーでの話。
 台風による死者が昔と比べて激減している。ほぼ10分の1だそうで。その理由としては、今はテレビを含めた情報手段が発達しているため、その情報を元に自ら避難するなど、行動する方が多いとのこと。しかし、同時に言われていたことは、これだけ情報が発達した現代でも、

「自分のところは大丈夫だろう」
「前回は大丈夫だったから、今回も大丈夫にちがいない」

といった勝手な判断で避難せずに被害にあう方もいるということ。
 確か救助する側の発言だったと思うが、「必要な情報を流しているにもかかわらず避難しないとなると、もうどうしようもない」といった意見があった。これは、現在騒がれている妊婦検診にも通じる。

「前回も大丈夫だったから、妊婦検診を受けていない」
「妊婦検診をすすめているのだが、受けていないとどうしようもない」

 しょせん人間の浅知恵。自然の流れが人間の予想もつかないところから来ることはあって当然。自分だけは大丈夫と思っていると、必ず足下をすくわれる。自戒の意味も込めて、記してみる。