有効か無効か。その場しのぎにさえならないかもしれないのに。

 7対1看護が良い例でしょ。
 いつもおジャマしとります、「勤務医 開業つれづれ日記」より、ネタを拝借。
 最近ネタが大杉。ざっと並べてみる。

高度・急性期治療に特化した病院、厚労省が創設方針
ウェブ魚拓
妊婦の緊急受け入れ、診療報酬で優遇へ…厚労省検討
ウェブ魚拓
高齢者医療費の負担増、75歳以上の徴収は6カ月凍結へ
ウェブ魚拓

 いずれも根本的解決にはつながらない話ばかり。
 医師不足、続く緊急患者の受け入れ不可、高齢化社会、医療費増。いずれも、ついこのあいだ始まったばかりの話ではない。
 なぜ現場から医師がいなくなっていくのか、なぜ救急時の受け入れが出来ないのか、社会保障費削減あるのみの政策を推し進めていけばどうなるか。ここ数ヶ月のことだけを考えずに、数年、数十年先のことまで考えて、手を打つことができなければ、なんの解決にもならない。
 こんなニュースを聞くたび、ため息をつくしか手がないのかねぇ。