読売はまだこだわる。
いっ平師匠がオレと同じ年…ということについてはさておき、今朝のTBSラジオより。ソースはYOMIURI ONLINEから。
自民・町村派が大連立で勉強会を計画
自民党最大派閥の町村派は15日に大連立に関する勉強会を開く。東洋大法学部の加藤秀治郎教授を招き、ドイツの事例などを踏まえて意見を聞く。
同派代表世話人の中川秀直・元幹事長は自民、民主両党による連立政権構想を推進する考えを示しており、同派から連立支持の機運を盛り上げる狙いがあると見られる。
(2007年11月13日20時30分 読売新聞)
どーしてもやりたいかナベツネは、大連立を。
追記)なぜこのニュースがナベツネにつながるのか。ヒントをならべてみる。まず、Wikipedia「森喜朗」より。
森氏は、町村派(旧森派)の前会長。
asahi.comより。
渡辺読売会長と森元首相が仲介 小沢氏に「大連立を」
ここでナベツネと森氏がからんでいる。
で、小沢氏辞任のゴタゴタがいいかげん落ち着いてきたにもかかわらず、読売が上記のニュースとも言えないような記事を出しちゃうこの奇妙さ。「ナベツネの」読売じゃなきゃこんなことしないでしょ。
公器という単語が今頭に浮かんだ。辞典をひいてみる。
こう き [1]【公器】
公共の役に立つもの。公共の機関。
「新聞は社会の―と言われる」
(大辞林 第三版より)
「新聞は社会の公器」!?
ちゃんちゃらおかしい。公器の大将が政治家と一緒になって国政にからんだりするか?
以下は記事。
(2007年11月14日 13:44追記)
渡辺読売会長と森元首相が仲介 小沢氏に「大連立を」
民主党の小沢代表は7日の記者会見で、福田首相との党首会談に至るまでの経緯を詳しく説明した。小沢氏は仲介者の名は明かさなかったが、首相や小沢氏の関係者らの証言で補うと――
小沢氏が明かした党首会談の経緯
小沢氏は約2カ月前、ある人物から誘われ、食事をした。双方の関係者によると渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長のことだ。「お国のために大連立を」と訴えられた小沢氏は「民主党は参院選で国民に力を与えてもらった。衆院選も力を合わせて頑張ろう、勝てるという雰囲気の中にある」と説明。「連立は政権を担っている人が判断する話。私どもの方からとやかくいう話ではない」と丁寧に断った。
しかし、小沢氏は首相との会談に傾く。しばらくして渡辺氏が「首相の代理と会ってほしい」と提案。小沢氏も「今の段階では首相とは会えない。首相が信頼し、自分も親しく話せる人が良い」と乗った。首相の代理は、渡辺氏と連立構想を語り合ってきた森元首相だった。
10月下旬、都内で小沢氏と森氏は顔を合わせた。
森氏 「首相もぜひ連立したいと言っている」
小沢氏 「あなたも本気か」
森氏 「おれも本気だ」
小沢氏も、政治の停滞が続くことへの懸念を口にし、連立へ意欲をにじませた。ただ、次の総選挙で政権交代をめざしていた立場から、党内の理解を得られるかどうか不安ものぞかせたという。こうしたやりとりの末、小沢氏は「そういう考えなら、首相から直接話を伺うのが筋ではないか」と返答。首相側から党首会談の申し入れがあったのは、その直後だった。