やっつけ仕事になってないか?

 今朝の読売に載っていた、昨日の夕刊のコラム。YOMIURI ONLINEより。

2月23日付 よみうり寸評
 女性は最低3人の子を産むこと。45歳未満の女性は4人出産するまで中絶禁止。14、15歳の中学生も出産せよ◆そんな無茶苦茶な政策が東欧のルーマニアで約20年前まで実施されていた。人口を増やして工場の労働力を確保する目的だ。職場ごとに妊娠チェック係がいた。妊娠したのに出産しないと処罰され、避妊は禁止。違法中絶は厳罰だが、闇の中絶で50万人以上の女性が犠牲になったという◆来月1日から日本で公開となるルーマニア映画4ヶ月、3週と2日」は、当時の社会を描いている◆学生寮のルームメートが妊娠。その闇中絶を手助けする女子大生が主人公だ。費用を工面したり、施術のためのホテルを探したりと駆け回る◆愛や恋は出てこない。むしろ女性たちの不安や不満、いらだちを生々しく伝え、昨年のカンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した◆日本はどうだろうか。産婦人科は減り続けている。救急搬送された妊婦も診てもらえないことがある。厚生労働省が今週発表した人口動態統計によれば、年間出生数は昨年、前年より1341人減った。

(2008年2月23日13時50分 読売新聞)

2月23日付 よみうり寸評

 ルーマニア政府による人口の統制とそれを描いた映画について、と我が国の産科の現状および人口減について、結びつけたいんだか、ただ並べたかっただけなのか。
 結局何を言いたいのかよくわからない記事。