やっちゃいけないことなんだろうけどさ。

 どうなのよ。YOMIURI ONLINEより。

警視庁滝野川署巡査長、「注意きかない」少年に拳銃抜く
 路上に座り込んでいた少年3人が注意に従わなかったため、拳銃を抜いて追い払おうとしたとして、警視庁滝野川署地域課の男性巡査長(27)が特別公務員暴行陵虐の疑いで、同庁の取り調べを受けていることがわかった。

 同庁によると、この巡査長は26日午後8時35分ごろ、東京都北区滝野川2の路上に座り込んでいた同区内の16〜17歳の高校2年生ら3人が氏名や住所を尋ねても答えなかったり、立ち去るふりをして再び座り込んだりしたため、拳銃を抜いて追い払おうとした疑いが持たれている。

 巡査長は「大声で話していてうるさい」という通報を受け、近くの交番から駆け付けていた。パトカーで現場に到着した別の警察官2人は、少年たちが立ち去るそぶりを見せた時に引き揚げており、銃を抜いた時には巡査長だけだった。

 この約30分後、少年たちが同署を訪れ、「警察官に拳銃を向けられた」と訴えたため発覚した。

(2008年2月28日01時53分 読売新聞)

警視庁滝野川署巡査長、「注意きかない」少年に拳銃抜く

 こんな流れかな。

 ガキどもが道で騒ぐ。
→近所に迷惑かける。
→住民たまりかねて通報。
→警官注意する。
→ガキどもはちょっと移動するだけ。問いかけには無視。
→巡査長、我慢できなかったのか、拳銃を抜いて追い払おうとする。
→「ちょっと、善良な市民にどういうことだよ。」とガキどもが署に訴える。

 もともとガキどもは近隣住民に迷惑をかけているという自覚がないだろうし、警官が来てももめったなことはできねぇだろうと見下しているだろうから、その問いかけにも答えず、立ち去るそぶりを見せるのみ。そして「迷惑をかけてるだろうな」という気持ちは微塵もないだろうと確信させる、署への直接の抗議。
 ときどき東京で電車に乗る機会があるが、年々その光景、人々の動きに変化が出てきている。個人主義がよりいっそう強まっているような、そんな印象を受ける。自分たちの行動に干渉して欲しくない、ジャマすんな、といった行動。
 ときどき、自分のとった行動が他人に迷惑をかけていないかどうか、振り返ってみることも必要だ、と思う。
…てな話を医療の話につなげようと思ったんだけど、まとまらなかったので後ほど。