いっぺんでもいいから、各病院でヒアリングをやってみやがれってんだ。

 さっき見つけた読売の記事。
女性医師の就労支援、病院内に保育所も…不足解消へ緊急案
 思ったこと。

  1. 医師バンクでうまくいっている例を聞いたことがない。
  2. 大学病院の保育所は、医師の勤務時間が9〜17時というのが大前提で、それにあわせてあずかるという話。勤務時間が流動的になりがちな医師に対応しきれるのか。
  3. 産科事故の補償の財源ってたしか、医療サイドで負担するんではなかったっけ。
  4. 交代勤務制?そんなことを実現可能なだけの人数がどこにいる?
  5. 業務分担?結束の固い看護師・助産師相手にどこまでできるか。

 外来前なので、以上。以下は記事。

女性医師の就労支援、病院内に保育所も…不足解消へ緊急案
 地方で深刻になっている医師不足解消を目指す「医師確保対策に関する政府・与党協議会」の緊急対策案が25日、明らかになった。
 対策案は、〈1〉出産・育児などで離職する割合が高い女性医師が働きやすい職場環境を整備する〈2〉現役を退いた医師などを中心とした「医師バンク」を作って医師がいない地域に派遣する――などが柱だ。
 政府・与党は「経済財政運営と構造改革に関する基本方針」(骨太の方針)や参院選公約に盛り込む考えだ。
 対策案では、六つの緊急措置を掲げている。女性医師の就労支援策では、病院内に保育所を設けるなど勤務環境を整える病院に対し、支援する方針を打ち出している。
 子育てを終えて復職を望む女性医師らを対象にした研修制度の充実にも取り組む。背景には、医師国家試験の合格者に占める女性の割合は3割を超えているにもかかわらず、出産や育児で離職した後、復職しないケースが多いことがある。
 医師不足地域への対策として、国が都道府県からの要請を受け、医師を臨時に派遣できるようにする「医師バンク」を設ける。登録者としては、高齢の医師、企業内などで活動している医師などを想定している。
 このほか、〈1〉産科医減少を避けるため、医療事故の際、患者に金銭補償を行う補償制度を早期に実現する〈2〉勤務医の過重労働を解消するため、交代勤務制を促進し、医師や看護師、助産師などの業務分担も見直す――などの項目も盛り込んでいる。
(2007年5月26日3時5分 読売新聞)