政治活動は正々堂々と。

 今当直中。参議院選挙も近づいております。それに伴って院内でも露骨な選挙活動が行われる時期でもあります。
 このあいだから、ナースステーションに、国会議員のパンフレット、それも3人、無造作においてある。捨てるわけにもいかないのだけれども、目に付いてしょうがない。看護師相手にはよく、後援会に入ってと言う目的でパンフレットが配られることがあるようだけど、オレらに対しても後援会の会員を募るのに院内にパンフレットまわすのは止めてくれ。不愉快きわまりない。
 ナースステーションにある、ある議員のパンフレットを、シュレッダーにかけてしまいたい衝動を抑えつつ、見てみる。具体性に欠けたマニフェストがこれでもかとならんでいる。これだけあっても、このマニフェスト、ほとんどのヒトの目に留まることはないんだろうな。田舎だし。投票でも、「あ、このヒト、テレビで見たことある。んー、あとは知らないし、入れてみよっと。」くらいの感覚に違いない、と勝手に思ってみる。こういうパンフレットってのはそこにつけ込んでいるんだろう。どのテレビ番組に出たってしっかり書いてあるし。
 話を戻すと、大学病院のナースステーションでもこういったパンフレット、「後援会に入ってねパンフレット」は見かけることが多かった。今まで見たのはすべて看護師出身の候補者。
 看護師は、あれでしょ、後援会のリストに強制的に書かなきゃならないんでしょ、名前を。看護協会の上のほうからお達しがあるんだろうけどさ、んなことやってるから、あ、良い例があった。以前の内閣にいたでしょ。たいした実力もないのに、中央に祭り上げられちゃって、見かけは派手なカッコしてるけど、やることなすこと失笑を買うような大臣ができ上がっちゃうんだよ。誰とは言わないけど。
 国民の各が、候補者、政党の政策をしっかり把握したうえで投票を行う。これが理想だけれども、なかなかそうもいかない組織に属している方もいるようで。難しい話とは思いますが。
 まぁ、少なくとも、自分は政策をしっかり考えたうえで投票をしますよ。各候補者は具体的な政策を挙げて欲しいですな。じゃないとオレも誰に入れたらいいかわからん。