毎日新聞はどこもかしこもロクな記者がいない。

 ホントは医療ネタを持ってきたいところなんですけど、2chで見つけたので、忘れないうちにこれを挙げときます。
 神奈川県下のタクシーが全面禁煙になった事。私もラジオで知りました。医療機関はもちろん、公共交通機関が軒並み禁煙になっている昨今、これは時代の流れとして致し方ないでしょう。禁煙する方も増えていくのでしょう。が、しかし、天下の毎日新聞記者はさすがにやってくれます。もっとも、こんな記事を通す上もどうかと思いますがね。
禁煙タクシー:県内、全面始動 毎日新聞2記者が試乗 /神奈川
ウェブ魚拓
 タイトルだけ見ると、タクシーに乗りつつ、運ちゃんにきっちり取材でもしているのかと思いきや、

 乗車5分後、JR桜木町駅前に差し掛かったところで、池田記者がポケットからたばこをつかみ切り出した。
 「たばこ吸ってもいいですか」
 「今日から禁煙になったんです」
 落ち着いた口調で答える運転手。
 「どうしてもだめですか」
 池田記者も粘る。
 だが運転手は「条例で決まったんで」とやんわり断ると、水色の携帯灰皿を取り出した。
 「外で吸ってもらうことになったんですよ」

 タダのイヤな客です。
 さらに、

 続いて横浜駅から個人タクシーに乗車した。男性運転手(67)は最初は申し訳なさそうに断っていたものの、頼み込むと「そんなに吸いたいの」とあっさりと了解。

 禁煙だ、って知ってるのに、ごり押ししています。さすが毎日新聞、ルールを守ることを知りません。
 給料もらって、電波少年まがいのことやって、駄文書いて。イイ商売だねぇ、マスコミって。
 以下は記事。

禁煙タクシー:県内、全面始動 毎日新聞2記者が試乗 /神奈川
 県内のタクシーが11日、首都圏で初めて全面禁煙化された。「きれいな空気で過ごせる」と歓迎する人。「乗客とのトラブルが心配」と不安顔の運転手。受け止めはさまざまだ。1万4000台の禁煙タクシー始動で、サービスはどう変わったのか。同僚の池田知広記者=1日喫煙本数15〜20本、25歳=と乗車してみた。【堀智行】
 ◇携帯灰皿渡し「車外で」/断りきれない運転手も
 池田記者はタクシーに乗ると、ついたばこを吸ってしまう。禁煙タクシーについて「人目につかず、運転手がいいと言ってくれればリラックスして吸える。いきなり、全面禁煙はちょっとやりすぎかも」とちょっぴり不満顔だ。
 11日正午、横浜市中区の県庁前からタクシーに乗った。ハンドルを握るのはドライバー歴7年という男性運転手(59)。車内の灰皿は「禁煙」と書かれたシールが張られた上、接着材で密閉されていた。
 乗車5分後、JR桜木町駅前に差し掛かったところで、池田記者がポケットからたばこをつかみ切り出した。
 「たばこ吸ってもいいですか」
 「今日から禁煙になったんです」
 落ち着いた口調で答える運転手。
 「どうしてもだめですか」
 池田記者も粘る。
 だが運転手は「条例で決まったんで」とやんわり断ると、水色の携帯灰皿を取り出した。
 「外で吸ってもらうことになったんですよ」
   ◆  ◆
 続いて横浜駅から個人タクシーに乗車した。男性運転手(67)は最初は申し訳なさそうに断っていたものの、頼み込むと「そんなに吸いたいの」とあっさりと了解。
 県タクシー協会では、乗客とのトラブルを避けるため想定問答集を作成し、喫煙の申し出があった場合は携帯灰皿を渡して車外で吸ってもらうようにしたが、運転手はこう言った。
 「料金メーターは回っているのに外でとは言えない。トラブルになるくらいなら吸わせちゃう」
 20分後、目的地の横浜市役所に到着。運転手は「夜の酔った乗客とのトラブルが一番心配だよ」と話して走り去った。
 初めての禁煙タクシーの乗り心地はどうだったのか。池田記者は言う。「運転手のほうも断りにくそうなので、こっちも頼みにくかったですね」
毎日新聞 2007年7月12日