毎日新聞、わざとやってないか?

 恥ずかしながら、私、m3.comの会員をまだ続けています。なぜならば、退会手続きが面倒だから。メリット?そうですねぇ、ときどき、先日の禁煙タクシーネタのような、クオリティの低い記事にめぐりあえるくらいかなぁ。もっとも、このあいだのネタは2chからひろったんですが。
 m3.comから。ソースは毎日新聞より。
記者日記:損をした気分 /埼玉
ウェブ魚拓

 一通りの業務をこなすと緊張の糸が緩み、視界がぼんやり。どこであれ座った瞬間、心地よい夢の世界へ誘われる。入社3年目にしてまだ体が慣れない。だが、そんな状態で人の命を預かって働く人たちがいた。
 取材した産婦人科医(60)は、医師不足のため、週1回の当直明け後、そのまま日中勤務に入る。患者の容体はいつ変化するか分からず、緊張は途切れることがない。小児科や外科などでも同じ状況だという。

 おぉ、イイところに気がついている。毎日新聞の医療報道も良い方向に行ってくれるのか…とおもいきや、

 12日公示の参院選挙は医師の増員を本気で訴える人にしようと、いつになく具体的に投票先を考えた。だが、5月に引っ越してきた私には埼玉選挙区の投票権がない。すごく損をした気分になった。

…まさか、埼玉で投票しないと、医師不足が改善できないと思ってる? 引っ越し前の地で投票しようって気はないの? これを理由にして投票しないってか?
 せっかくイイところに気付いているのに、それを掘り下げて文章にしようとしてないし、投票すらしないんじゃないかって思わせる内容になっている。これじゃタダの若い記者の日記。まさに記者日記じゃないか…あれ?いいのか?
 以下は記事。

記者日記:損をした気分 /埼玉
 血圧が上80、下40を記録したこともある私は朝がめっぽう弱い。支局での宿直明けは、緊張感からか決められた午前6時半には起きられる。新聞やニュースをチェックして……問題はそこからだ。
 一通りの業務をこなすと緊張の糸が緩み、視界がぼんやり。どこであれ座った瞬間、心地よい夢の世界へ誘われる。入社3年目にしてまだ体が慣れない。だが、そんな状態で人の命を預かって働く人たちがいた。
 取材した産婦人科医(60)は、医師不足のため、週1回の当直明け後、そのまま日中勤務に入る。患者の容体はいつ変化するか分からず、緊張は途切れることがない。小児科や外科などでも同じ状況だという。
 12日公示の参院選挙は医師の増員を本気で訴える人にしようと、いつになく具体的に投票先を考えた。だが、5月に引っ越してきた私には埼玉選挙区の投票権がない。すごく損をした気分になった。【稲田佳代】
毎日新聞 2007年7月11日