気になったので、記者日記、もうひとつ。

 カゼにもかかわらず当直やってるから、ホントは寝たほうが良いんだけど、面白くなったから、もうひとつ、記者日記、探してみました。
輸血拒否 /埼玉
ウェブ魚拓
 どうもね、先に挙げた記者日記も近いものがあるけど、あつかう内容が大きすぎるんではないでしょうか。福島の件とエホバの件を、こんな小さな記事で同列にあつかおうとするし。本気で記事にしたいのなら、こんなところで扱う内容ではない。
 無理に大風呂敷広げなくてもいいんじゃないの。「記者日記」だし。
 以下は記事。

輸血拒否 /埼玉
 信仰から輸血を拒否する宗教団体「エホバの証人」について、県内の大学病院が最近、98年に定めた院内指針を患者の意思尊重から人命重視の方向に見直しているという。
 輸血を巡って判断が難しいのは、年少者や急患、手術時の大量出血などのケースという。救命のために無断で輸血した医師が訴えられ、00年に最高裁で敗訴が確定した。しかし、医療現場では「救命こそ医師の使命」という声は根強い。
 福島県では昨年、産科医が業務上過失致死容疑で逮捕される事件もあった。「患者を死なせたら刑事罰に問われ、輸血で救命しても損害賠償を請求される」というジレンマ。しかし、ある信者も「信仰は命と引き換えにしても守るべきだが、大学病院も生活に大切なもの」と困惑している。生死の境で最も尊重すべきものは何か。輸血拒否を巡る議論は根源的なことを問いかけている。【村上尊一】
毎日新聞 2007年7月6日