やっぱりどこかずれている毎日新聞。
「天漢日乗」で取り上げていただいたおかげで、アクセス数がものすごい勢いで増えている。ありがたいことだ。でもね、ウチのページはね、大したもんはないぞ。
さて、2chより発掘。本年1月29日の毎日jpより。
記者のひとりごと:現場だけの問題ではない /東京
記者のひとりごと:現場だけの問題ではない /東京
清瀬市で今月8日、救急搬送中の女性(95)を11病院が受け入れられず、結果的に亡くなった。
救急隊は3分で到着し東京消防庁本部と一緒に受け入れ先を探した。連絡を受けた病院も他の患者の処置中で、「受け入れたくても受け入れできない状態」。それぞれが持ち場で役割を果たしていながら、なぜ不幸な出来事が起きるのか。
ある医師は、現場の対応を生かせない連携体制の不備、地域や特定診療科の医師偏在を挙げ、「救急外来のコンビニ化なども大きな問題だ」と指摘する。
総務省消防庁は昨年12月、奈良県で救急搬送中の妊婦が死産した問題を受け、病院、消防、自治体三者の連携を図るため作業部会を設置した。厚生労働省も医師不足対策に取り組む。しかしある病院は「重症患者を収容する2次救急病院が医師不足で減少し、命にかかわる3次救急病院の負担が増している」と現状を明かす。
救急医療の問題は現場の個人だけの問題ではない。【酒井祥宏】
毎日新聞 2008年1月29日
…それぞれが持ち場で役割を果たしていながら、なぜ不幸な出来事が起きるのか。
全てが問題なく機能していても、どうしようもないことがある。それが医療。
ましてや、例にあげられているのは心臓に持病のある95才と高齢の女性。今まで何事もなかったとしても、ある日突然急変することだって充分ありうる。
救急医療について問題提起することは大いに結構。しかし、挙げる症例が間違っていないか。
ま、毎日だからしょうがないか。