後発医薬品処方について。

 ただいま当直(と言う名の夜勤)中。
 いや、アカデミックに攻めようってんじゃないけども、覚え書きに近いエントリー。
 以前も当ブログで触れた、後発医薬品、いわゆるジェネリック医薬品。先日の診療報酬改定の1つの目玉となっている。
 YOMIURI ONLINEより。

(前略)
 2008年度診療報酬改定の骨子
▽中小病院の再診料を30円引き上げ、診療所は据え置き
▽妊産婦の救急搬送を受け入れた病院に報酬加算
▽小児専門病院への高い報酬評価
▽勤務医の負担軽減のため、事務作業補助の職員配置に報酬加算
▽75歳以上の後期高齢者医療の診療報酬を新設
▽大病院に診療報酬明細書(レセプト)同様の明細書の発行を義務付け
後発医薬品ジェネリック医薬品)の利用促進のため、処方せんの様式を変更

診療報酬改定、中小病院は再診料30円上げ600円に

 厚生労働省中央社会保険医療協議会総会平成20年2月13日資料の中でジェネリックに関する部分がコレ
 当院の保険診療に関する会議でちょっと話題にあがったが、たいして盛り上がることもなく、ほぼスルー。どうこう言ったら国の政策が変わるってワケではないんだけれども。
 以前取りあげたページを自分でもう一回読んでみるが、なんとなく不安。

内科開業医のお勉強日記」より「ジェネリック薬品の問題点も放送せよ!
workaholic薬剤師の思うこと」より、カテゴリー「後発医薬品

 いろいろ調べてたら、Pooh先生のところでも、「ジェネリック医薬品2」が引っかかったので、そのコメントを読みまたウーン。
 成分は同じとは言うけれど、正直なところ、どこのどんなメーカーだかわからんものはあまり出す気がしない。
 たとえば、前立腺肥大症によく処方するα1ブロッカー。有名なアノ薬の後発品をこの本で調べてみる。

今日のジェネリック医薬品

今日のジェネリック医薬品

 全部で12社より出ていることがわかる。
 これをすべて無条件に信じろと言うのもなんだか気持ち悪い。何らかの裏付けが欲しいところだけど、なにかいい手はないかなぁ。