わかったようなわからないような記事、と「ジェネリッくん」。

 毎日jpより。

医師不足:労働環境改善を求め通知−−厚労省

 厚生労働省は21日、医師不足対策の一環として、「短時間正社員」制度を適用した医師の活用など、病院勤務医の労働環境改善を求める通知を各都道府県知事あてに出した。

 短時間正社員制は社員に退職金を払ったり社会保険を適用する一方、残業はさせず、労働時間に応じた処遇をする制度の総称。子育て中などで通常勤務が困難な女性医師らを働けるようにすることを求めた。また人員確保を進めるため、産科などの収入を手厚くした08年度診療報酬改定の趣旨を徹底することも盛り込んだ。【吉田啓志】

毎日新聞 2008年3月22日 東京朝刊

 取りあえず、「労働環境改善には取り組んでいるからね」という証拠を残そうという試みなのだろうが、予算も割かずに通知だけで現場が動けるわけがない。
 「短時間正社員制」なんて言葉で煙に巻こうとしやがって、その狡さが鼻につく内容でもある。
 さて、肝腎のその通知をみて検討しようかと思い、厚労省のページから探してみたが見当たらない。
 通知が見つかったら改めて考えてみようと思うが、さて、このエントリーのメインはこの話ではなく、コレ。

ジェネリッくんの後発医薬品のススメ!

ジェネリック薬品と呼ばれる後発医薬品は従来の医薬品と同様に有効成分などがあり、しかも低価格にもかかわらず、日本では認知度が低い。そこで、カプセル型のマペット人形「ジェネリッくん」とおじいさんのコミカルなやりとりで、後発医薬品の安全性や処方依頼方法などを具体的に示唆し、後発医薬品の認知と普及の促進をはかる。

ジェネリッくんの後発医薬品のススメ!

 先にあげた記事に該当する通知を厚労省のページ内で探していたら、偶然目に付いた動画。リンク先に動画ファイルが並んでいる。
 ジェネリックの是非はともかくとして、こんなビデオまでお国はわざわざ作ってるんだねぇ、と苦笑せざるを得ない内容。
 こんなビデオ、誰がどこで見るんだろう。