ウワサのパピルス。Medi-Papyrusとして登場。

 オレがウワサにしているだけかも知れない。
 ここでは、以前から入院証明書については何度か取りあげている。
 日本生命の子会社が、電子カルテのこの時代に合わせて、電子診断書ソフトを開発し、配布ではなく販売するというニュースも取りあげた。「パピルス」という名前まではわかっていたが、あれからどうなったんだろうと、ざっと検索かけてみたら、あったよ、ありましたよ、「Medi-Papyrus」として。
 ページを見てみると、各保険会社のいわゆる診断書の書式に対応しているのはもちろんのこと、死亡診断書、介護主治医意見書など、多くの書類に対応しているらしい。
…あれ?「医見書」ってあったよなぁ。日本医師会が進めているORCAプロジェクトのひとつとしてつくられている主治医意見書作成ソフト。このソフト、これにもケンカを売っている、すなわち日本医師会にもケンカを売っているわけね。
 このソフト、1件150万円程度の導入費用ってニュースにあった。この費用負担は保険会社かもしくは生保協会が負担するのが当然としても、そのメンテナンスの問題や、各企業で開発された電子カルテソフトとのデータの受け渡しの問題とか、ダイジョブなのかな。スムーズにできるのかな。
 心配なことが多いし、病院側に強いる負担も多いような気がするから、あまり手放しで受け入れられないソフトだと思う。